「CAは結婚できない仕事なのでは?」
そんなふうに聞かれることはありますが、実際には結婚しているCAは珍しくありません。
現役時代の周囲を見ても、
結婚している人、家庭を持っている人は普通にいましたし、
CAという仕事そのものが、結婚を妨げるものだと感じたことはありません。
それでも、
- なぜか話が進みにくい
- タイミングが合わない気がする
と感じる瞬間があるのも事実です。
この記事では、
CAは結婚できない仕事ではないという前提に立ったうえで、
それでもそう感じてしまう理由を、
勤務スケジュールと生活リズムの構造から整理します。
CAの勤務スケジュールは、なぜ生活リズムが整いにくいのか
CAの仕事は、不規則です。
これは多くの人が知っていることですが、
実際に生活してみると、その影響は想像以上です。
- 早朝出勤と深夜帰宅が混在する
- 連勤と休みが偏ることがある
- 休日が平日になることも多い
一見「休みは取れている」ように見えても、
生活のリズムが一定になりにくいという特徴があります。
体力的に慣れてくると仕事自体はこなせるようになりますが、
プライベートとのリズム調整は、
意外と難しいまま残ります。
不定休・多忙な仕事でも出会える?大人の婚活とCAのリアル
出会いがないわけではありません
CAは出会いが少ない仕事だと思われがちですが、
実際にはそうではありません。
フライト中にお客様から連絡先を渡されることもありますし、
CAになったばかりの頃は、
友人づての集まりや合コンの話が増えることもあります。
また、会社によっては、
新人パイロットが配属されたタイミングで
自然と顔を合わせる機会が生まれることもあります。
出会いそのものが極端に少ない仕事ではありません。

パイロットとCAは思われているほど一緒にいない
CAとパイロットは同じ便に乗務しますが、
実際には、一緒に過ごす時間はそれほど多くありません。
出発前にブリーフィングを行ったあとは、
パイロットは操縦室へ、
CAは客室へと、それぞれの仕事に入ります。
フライト中も業務上の連携はありますが、
一般的に想像されるような
「同じ職場で長時間一緒に働く」という感覚とは少し違います。
ステイ先での交流も、以前ほど多くはありません
コロナ前には、
ステイ先で「お疲れさま会」のような形で
食事をする機会もありました。
ただ最近では、
会社の方針や時代の変化もあり、
そうした交流はめっきり減ってきている会社が多いようです。
同じ便に乗っていても、
業務外で自然に距離が縮まる環境ではない
というのが、現在の実情です。
「CAは結婚できない」と言われる理由の正体
実際には結婚しているCAが多いにもかかわらず、
なぜ「結婚できない」と言われてしまうのでしょうか。
それは、
結婚そのものよりも、そこに至るまでの過程が見えにくいからだと思います。
- 交際期間が長くなりやすい
- 話を進めるタイミングが合いにくい
- 周囲から見ると、足踏みしているように見える
外からは、
「なかなか進まない=難しい」
と映りやすいのです。
それでも結婚しているCAに共通していたこと
現役時代を振り返ると、
結婚しているCAには共通点がありました。
- 相手が仕事の特性を理解している
- 完璧な生活リズムを求め合わない
- 「今はこういう時期」と割り切れる
特別な努力というより、
一般的なペースに無理に合わせようとしない柔軟さ
があったように思います。
CAという仕事と、人生のタイミング
CAは結婚できない仕事ではありません。
ただ、人生のタイミングを組み立てるのが、
少し難しい仕事ではあります。
仕事が落ち着く時期、
相手の状況、
自分の気持ちの変化。
それらが自然に重なる瞬間を待つ必要があるため、
「進みにくい」と感じることがあるだけなのです。
もし今、不安を感じている人がいるなら、
それは仕事のせいでも、自分のせいでもありません。
少し噛み合いにくい時期にいるだけ。
そう考えてもいいのではないでしょうか。

