パイロットとの恋愛は、大変だと言われることがあります。
予定が読めない。
生活時間帯が不規則。
将来の話が、はっきり言葉にならないこともある。
でも実際には、
「重い」「面倒」と感じているわけではない人も多い。
多くの人は、
ちゃんと将来の進路を考えています。
そのうえで、
少し違う判断の仕方をしているだけです。
パイロットの仕事は「操縦」よりも判断の連続
パイロットの仕事は、
操縦技量だけで成り立っているわけではありません。
これまでの経験。
その日の天候。
機体の状態。
チーム全体の状況。
それらを総合的に判断しながら、
飛行機を運航しています。
パイロットの世界では
Think ahead(常に先を読む)
という言葉があります。
目の前の操作よりも、
少し先の状況を想定しながら判断する。
それが、仕事として染みついている人たちです。
だからこそ、プライベートでは判断を委ねる
仕事で常に判断を重ねているからこそ、
プライベートでは
判断の負荷を一段下げたい。
これは、放棄ではありません。
恋愛においても、
状況認識は身についている。
将来を何も考えていないわけでもない。
そのうえで、
CRMをとったうえで、PICに委ねてほしい。
そういう判断をしているだけです。
つまり、
あなたは「放置されている彼女」ではなく、
信頼されているクルーです。
それを理解付き合っているあなたは、かなり高度

予定を詰めすぎない。
深追いしない。
必要以上に感情を揺らさない。
それは我慢ではなく、
判断力です。
実は、
かなり高度なことをしています。
ただ、その努力は
あまり表に出ません。
だからこそ、
パイロットの彼女は
静かに疲れてしまうことがあります。
目的達成能力が高い人は放棄しない
パイロットは、
目的を設定したら、
最後までやり切る人が多い。
飛行機を目的地に安全に着陸させる。
そのために、
途中で状況が変わっても、
代替案を用意し、判断を重ねる。
恋愛においても、
それは似ています。
軽い言葉は少ない。
派手な約束もしない。
けれど、
一度決めたことからは逃げない。
覚悟は、
たいてい静かです。
パイロットの彼を持つあなたへ
正直に言えば、
楽な恋愛ではありません。
それでも、
その立場を誇りとして引き受け、
彼を支えるという選択をしたなら。
きっと、
これまでとは少し違う景色が見えてきます。
高度が上がるほど、
地上の細かな揺れが目立たなくなるように。
人生を、
少し高い場所から
静かに俯瞰できる瞬間が
訪れるかもしれません。
パイロットの彼といるということは、
人生を高く飛ばすことではありません。
人生を、少し高い場所から見られるようになること。
簡単ではないけれど、
悪くない選択です。

