航空会社の仕事というと、多くの人は
パイロット
客室乗務員(CA)
を思い浮かべるかもしれません。
しかし航空会社の運航は、それだけでは成り立ちません。
航空会社には
・路線戦略
・航空券の価格戦略
・空港運営
・マーケティング
・国際事業
などを担う 総合職 があります。
航空会社の経営や事業を設計し、航空機の運航を支える仕事です。
JALとANAで異なる総合職の名称
日本の大手航空会社では、総合職の呼び方が異なります。
- Japan Airlines
→ 業務企画職 - All Nippon Airways
→ グローバルスタッフ職
名称は違いますが、どちらも航空会社の経営を担う職種です。
JAL総合職(業務企画職)の仕事内容

JALの業務企画職は、航空会社の戦略を担う仕事です。
主な業務
・路線戦略
・収益管理
・マーケティング
・空港運営
・貨物事業
・DX戦略
航空会社の経営は
・燃料価格
・観光需要
・為替
・国際情勢
などの影響を強く受けます。
そのため、データ分析や戦略立案を通して航空会社の意思決定を支える仕事になります。
ANA総合職(グローバルスタッフ職)の仕事内容

ANAでは総合職を グローバルスタッフ職 と呼びます。
ANAは海外事業の拡大を背景に
・国際マーケティング
・アライアンス戦略
・海外拠点業務
・デジタル事業
など、世界を舞台にした業務が多いのが特徴です。
航空会社は世界中の空港や企業と連携する産業です。
そのため総合職には
英語力や国際感覚
が求められることも多くあります。
年収の目安
航空会社の給与水準は、日本企業の中でも比較的高い水準です。
JAL平均年収
約921万円
(有価証券報告書ベース)
ANA平均年収
約730万円
またANAのグローバルスタッフ職の初任給は
大学卒
約249,557円/月
大学院卒
約262,077円/月
と発表されています。
採用人数(就職難易度)
航空会社の総合職は人気が高い一方で、採用人数は多くありません。
日本航空も全日空も今後の人材不足の懸念から、大幅な増員をして採用活動を行っています。
ただしこの人数には
・CA
・パイロット
・整備士
なども含まれるため、
総合職の採用人数は毎年数十人規模
といわれています。
そのため航空会社の総合職は
就職難易度が高い職種の一つ
とされています。
航空会社ならではの福利厚生

航空会社には独自の福利厚生や特徴があります。
代表的なもの
・社員優待航空券
・海外出張
・海外駐在
・航空関連研修
航空機の運航を通して
世界とつながる仕事
ができるのも航空会社ならではの魅力です。
航空会社の仕事はチームで成り立つ
航空機は
・パイロット
・客室乗務員
・整備士
・運航管理
・空港スタッフ
・総合職
多くの職種の連携によって安全に運航されています。
毎日チームで飛ばす飛行機の運航には、大きな達成感を味わうこともできるでしょう。
そして航空業界では、人材確保の重要性も大きなテーマになっています。
JALとANAの社風の違い
航空業界に関わっていると、会社ごとの文化の違いも感じます。
日本航空(JAL)
家族的で温かい文化
社員同士の結びつきが強く、落ち着いた雰囲気を感じる人が多い会社です。
全日空(ANA)
フレッシュで挑戦的
新しい取り組みに積極的で、若いエネルギーを感じる社風と言われることもあります。
もちろん部署によって違いはありますが、
こうした文化の違いを感じる人も多いのが航空業界です。
航空会社総合職は人気のキャリア
航空会社の総合職は
・採用人数が少ない
・人気企業
・倍率が高い
という特徴があります。
それでも
世界と都市をつなぐ仕事
航空機を支える仕事
に魅力を感じ、多くの学生が挑戦しています。
航空会社は
人と人、都市と都市をつなぐインフラ
です。
その運航を支える総合職は、航空会社の未来をつくる仕事です。
Sato.

