ニュースでも見ると思いますが、現在の航空業界は、過去まれに見る人材不足の状況にあります。
以前は非常に高倍率だったCAの採用も、ここ数年でかなり状況が変わってきました。
もちろん簡単に合格できる仕事ではありません。
それでも以前と比べると、挑戦できるチャンスは確実に広がっています。
今、CAを目指している人にとっては、
挑戦する価値のある時期と言えます。
しかし憧れだけでこの仕事を選ぶと、あとで戸惑う人がいるのも事実です。
CAという仕事には華やかなイメージの裏側に、意外と知られていない現実があるからです。
CAの仕事は保安とサービス
客室乗務員の仕事は、大きく分けて2つあります。
・保安業務(安全を守る仕事)
・サービス業務(快適な時間を提供する仕事)
この2つは、どちらも欠かすことのできない重要な役割です。
例えば緊急事態が起きた場合、CAは乗客を誘導し、短時間で機内から脱出させる責任を担います。
そのため安全に関する訓練は非常に厳しく、知識と判断力が求められます。
機内という限られた空間の中で、お客様に安心して過ごしていただくためのサービスも重要な仕事です。
保安とサービス、同時に求められることが、
客室乗務員という仕事の大きな特徴です。
不規則な勤務と体調管理
多くの人が驚くのは生活リズムです。
早朝出発
深夜到着
時差のあるフライト
こうした勤務が続くため、
生活はどうしても不規則になります。
さらに機内は乾燥し、国内線の場合、毎日何度も気圧変動にさらされます。
この環境は想像以上に体力を使います。
体調管理を自分で行うことは、
この仕事を長く続けるためにとても大切です。
国際線と国内線、それぞれの大変さ
多くの人は国際線に憧れを持っています。
しかし実際に働き始めると、
長時間フライトや時差の影響で疲れを感じ、
国内線を希望するようになる人もいます。
国内線も決して楽ではありません。
短距離路線では前にも書いたように、
1日に上昇と降下を3回、4回と繰り返すことがあります。
この気圧変動は負担に感じる人もいます。
国際線にも国内線にも
それぞれ違う大変さがあります。
ANAやJALのCAはやはり狭き門
CAを目指す多くの人が
大手のANAやJALに憧れを持っています。
しかし間口が広がった現在でもこの2社への入社は簡単ではありません。
そのためCA志望の人は
複数の航空会社を受験することが一般的です。
もし合格をいただけた会社があれば、
まずはそこでキャリアを始めてみてください。
現在は既卒採用や経験者採用もあります。
CAとして経験を積むことで、
次のチャンスにつながることもあります。

CAに向いている人の特徴
CAには、向いている人の共通点があります。
それは特別な才能というより
仕事への向き合い方です。
人と接することが好きな人
チームワークを大切にできる人
体調管理ができる人
どんな状況でも落ち着いて行動できる人
こうした人は、この仕事の中で力を発揮しやすいと言われています。
現役CAが感じる本音
実際に働いているCAに話を聞くと、
多くの人が次のようなことを感じています。
「思っていたより体力を使う仕事だった」
「チームでフライトを作るのが楽しい」
「世界中の人と出会えるのが魅力」
華やかなイメージだけではなく、
大変さもある仕事です。
それでも長く続けている人が多いのは、
この仕事にしかない魅力があるからです。
CAを目指す人へ
客室乗務員という仕事は、
決して楽な仕事ではありません。
それでもこの仕事には、
他にはない魅力があります。
世界の空港
機内で出会うさまざまな人
チームでフライトを作り上げる時間
その経験は、きっと人生の財産になります。
もしCAという仕事に興味があるなら、
ぜひ一度挑戦してみてください。
航空業界は想像以上に広く楽しい世界です。



